【ミャンマー】国際刑事裁、ロヒンギャ問題で証拠の収集開始[政治](2020/02/06)

国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)の捜査官が、ミャンマー西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害に関する証拠の収集に乗り出したもようだ。5日付ミャンマー・タイムズが伝えた。

ICCの司法管轄部門トップ、ファキソ・モチョチョコ(Phakiso Mochochoko)氏がバングラデシュの首都ダッカで記者団に対して明らかにした。同氏は「捜査班が証拠の収集のため難民キャンプを訪問しており、ミャンマーが協力するしないに関係なく公正な裁きを行う」と述べた。

ICCは2019年11月、「人道に対する罪」の疑いでロヒンギャ迫害問題の捜査を開始することを決定した。ミャンマーはICCの加盟国ではないことから介入を拒否しているが、ICCは問題が加盟国バングラデシュにも及んでいることから管轄権があるとしている。

ミャンマーでは17年8月に発生したロヒンギャ武装勢力と治安部隊の衝突により、70万人以上のロヒンギャがバングラデシュに逃れ、難民キャンプでの生活を強いられている。

もうひとつの国際裁判所である国際司法裁判所(ICJ)は、イスラム協力機構(OIC)を代表した西アフリカのガンビアの提訴を受け、19年12月に公聴会を実施。20年1月にロヒンギャに対するジェノサイド(民族大量虐殺)につながりうる行為を停止することなどを求める仮処分命令を出した。

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