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【台湾】新型肺炎、11人目の発症を確認[社会](2020/02/06)

台湾衛生福利部(衛生省)の中央流行疫情指揮中心は4日夜、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の発症を新たに1人確認したと発表した。武漢市に取り残された台湾人を台湾に戻すため、3日夜に運航されたチャーター便第1弾の搭乗者。台湾での発症者は11人目。

発症者は50代男性。現在の容体は安定しており、発熱はなく肺炎の症状もない。現在も隔離治療を行っている。

チャーター便には247人が搭乗。台湾に到着後、同男性を含む数人が病院に搬送されていた。

■外国人もマスク購入可に

6日午前9時から新しいマスクの販売制度が始まることに絡み、衛生福利部中央健康保険署(健保署)は5日、全民健康保険(日本の国民健康保険に相当)のカードを持たない外国人や中国人配偶者、中国人学生に対して、居留証や出入境許可証を店舗で提示すれば購入できると明らかにした。

6日からマスクの購入に実名制を導入。域内の特約薬局6,505店で全民健康保険カードを提示すれば、1人当たり2枚まで購入できる。購入は1週間(7日間)に1回に限る。

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