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【インド】住友商事、南部にIT情報収集拠点[IT](2020/02/04)

住友商事は3日、インド法人のインド住友商事が南部ベンガルール(バンガロール)に1日付で事務所を開設したと発表した。ベンガルールに集積する地場の大手IT企業やスタートアップの調査、情報収集を担う。長期的にはIT関連のインド企業との協業を通じた新規事業の創出を目指す。

住友商事はこれまでインドで、自動車・二輪車のバリューチェーン(価値連鎖)の構築や農薬、不動産などに注力してきた。今後は新しい分野にも事業を広げるべく、ベンガルール事務所を開設した。

広報担当者はベンガルールについて「多くの企業の研究開発(R&D)拠点があり、優秀な人材が集まっているほか、IT企業とスタートアップが集積。ユニコーン(企業価値が高い新興企業)も多く生まれている」とコメント。「スタートアップを発掘する体制を整備するため、拠点の設置を決めた」と説明した。目下は2人体制で、広くIT分野の調査に当たる。

インド住友商事の本社は首都ニューデリーにあり、西部ムンバイと南部チェンナイに支店を置く。ベンガルール事務所は4カ所目の拠点となった。

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