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【マレーシア】米半導体装置ラムリサーチがペナンに工場[IT](2020/02/05)

米半導体製造装置大手ラムリサーチは4日、ペナン州のバトゥカワン工業団地に新工場を設置すると発表した。近く着工し、2021年の初出荷を目指す。製造拠点は米国、オーストリア、韓国に次いで4カ国目となる。

ラムリサーチと、マレーシア貿易産業省(MITI)傘下のマレーシア投資開発庁(MIDA)が共同で発表した声明によると、面積70万平方フィート(約6万5,000平方メートル)の敷地に生産施設を建設。将来的な拡張も視野に入れる。向こう3年以内に最大350人を雇用する計画だ。投資額には触れなかった。

ラムリサーチのケビン・ジェニングス上級副社長は「ペナンの新施設で当社の生産能力が増えるだけでなく、アジア地域の顧客との距離が縮まり、製品供給のリードタイムを短縮できる」と説明した。

ダレル・レイキン貿易産業相は「ラムリサーチのプロジェクトは、地場部品サプライヤーなどに新たな事業機会を与えるほか、高付加価値な仕事をマレーシア人に提供できる」と期待を示した。

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