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【ミャンマー】物流フジトランス、ミャワディに連絡事務所[運輸](2020/01/31)

総合物流会社フジトランスコーポレーション(名古屋市)は28日、タイと国境を接するミャンマー東部カイン(旧カレン)州ミャワディに連絡事務所を開設したと発表した。ニーズが高まっているタイ―ミャンマー間の越境輸送を強化する。

現地合弁会社フジトランス(ミャンマー)が、チャウロンジー通りに事務所を開いた。ミャンマー人従業員1人が常駐する。

タイ―ミャンマー間の越境輸送は従来、タイ側では現地法人フジトランス(タイランド)が、ミャンマー側では、フジトランス(ミャンマー)が最大都市ヤンゴンからサービスを提供してきた。

タイ北西部ターク県メソトとミャワディの国境では、「タイ・ミャンマー第2友好橋」が2019年10月に開通し、税関施設の供用が開始された。海上輸送と比較してリードタイムが短い陸上輸送のニーズが高まっていることを受けて、中継地のサービス体制を整えた。

フジトランスグループは現在、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国のうち8カ国に現地法人を展開している。フジトランス(ミャンマー)は、13年9月に設立された。ミャンマーでは、ヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)で、別の現地法人フジトランス・ロジスティクス(ミャンマー)が倉庫業を手掛けている。

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