【タイ】サムスン、エアコン市場でトップ2視野[電機](2020/01/22)
タイの家庭用エアコン市場でシェア3位の韓国系タイ・サムスン電子(TSE)は、トップ2を目指す方針を示している。家電部門のチャレムポン副社長は、今年はエアコンの販売に占めるプレミアム商品の比率を25%まで高める目標を示した。
タイの家庭用エアコン市場は、2018年度時点で34%のシェアを持つ三菱電機が首位。ダイキン工業が2位で続き、チャレムポン副社長によるとサムスンが3位、パナソニックが4位とみられる。
TSEは20日、人に直接風を当てずに冷却する「ウインドフリー」技術や、超微細粒子PM1.0を除去できる空気清浄機能を備えた新たなラインアップを発表。同社は、モノのインターネット(IoT)技術や人工知能(AI)を活用したスマート家電で攻勢を強めている。