【ベトナム】アジア新興国の成長率、20年は鈍化=世銀[経済](2020/01/10)

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世界銀行は8日、最新の世界経済見通しを発表した。東アジア・太平洋地域(EAP)の新興国の国内総生産(GDP)成長率は、2020年が5.7%になると予測。19年6月の発表値から0.2ポイント下方修正し、19年見込みから鈍化となる。中国が5%台に落ち込むことが鈍化の要因で、比較的堅調な東南アジア経済が下支えするとみている。

20年のGDP成長率は、中国が5.9%と予測した。東南アジア諸国連合(ASEAN)は、カンボジアの6.8%が最も高く、以下ミャンマー(6.7%)、ベトナム(6.5%)、フィリピン(6.1%)、ラオス(5.8%)、インドネシア(5.1%)、マレーシア(4.5%)、タイ(2.7%)と続く。

EAP新興国14カ国の20年の成長率予測は、7カ国が19年見込みを下回る。前回の発表値からは、10カ国を下方修正した。東南アジアでは、ベトナム統計総局(GSO)が前年12月27日、同国の19年のGDP成長率が7.0%だったと発表しており、世銀の19年見込みとは数値が異なる。

世銀は、EAPの20年の成長率について、中国を除いた場合、19年見込みの4.8%から4.9%に上昇すると指摘した。ASEAN4カ国(カンボジア、フィリピン、タイ、ベトナム)への資本流入や、フィリピンとタイでの大規模なインフラ事業が成長を支えると見込んでいる。

また、世界全体の20年の成長率は、19年見込みの2.4%から2.5%に上昇するとみている。先進国・地域では、米国が前年の2.3%から1.8%に、ユーロ圏が1.1%から1.0%に、日本が1.1%から0.7%にそれぞれ落ち込む一方、新興国が3.5%から4.1%に加速すると見込む。

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