【中国】アフリカ豚コレラ、昨年は63件発生[農水](2020/01/09)

中国農業農村省は8日、2019年に国内で発生が報告されたアフリカ豚コレラは63件だったと発表した。豚39万頭を殺処分した。これまでの累計発生報告は162件、殺処分数は120万頭近くとなっている。

于康震次官は同日開いた会見で、アフリカ豚コレラの防疫は依然として「複雑で厳しい」との認識を示した。冬季は動物の感染症が増える時期であること、春節(旧正月)を控え豚肉の地域を跨いだ物流が活発になることが理由。ほか北方では消毒に使う水が凍り、消毒作業が難航する問題もあるという。

また感染が既に広範囲にわたっているため、アフリカ豚コレラはいったん流行が収まっても将来的に再発生することが予測されると指摘した。于氏によると、アフリカ豚コレラはこれまでに世界27カ国で1万4,600件以上が発生している。

一方、豚肉の供給は回復に向かっている。于氏は、繁殖能力のある雌豚の飼養頭数は12月に前月比2.2%増え、3カ月連続で増加したと強調。生きた豚の出荷量も8~11月は前月比でマイナスが続いていたが、12月には14.1%増とプラスに転じたと説明した。

中国でのアフリカ豚コレラは18年8月に遼寧省で初めて発生が確認された。

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