【韓国】19年輸入車3年ぶり減、日本車不振響く[車両](2020/01/09)
韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、2019年の輸入車販売台数(登録ベース)は、前年比6.1%減の24万4,780台だった。マイナス成長は3年ぶり。日韓関係の悪化で日本車に対する不買運動が広がった影響を受けた。
日本車メーカーでは、ホンダが唯一プラスを記録。中型セダン「アコード」の販売好調や、不買運動が本格化した下期以降、大幅な割引セールを実施したことが寄与した。韓国で人気を誇ったレクサスをはじめトヨタや日産は軒並み減少した。
ブランド別トップは、独メルセデス・ベンツ。上級セダン「E300」が昨年のベストセラーカーとなり、2位のBMWを大きく引き離した。
メーカーを国・地域別でみると、欧州車が18万4,147台で全体の75.2%を占めた。日本車は3万6,661台で15.0%、米国車が2万3,972台で9.8%と続いた。
燃料別では、ガソリン車が14万453台で全体の57.4%を占めた。ディーゼル車は7万4,235台で30.3%。ハイブリッド車(HV)は2万7,723台(11.3%)、電気自動車(EV)は2,369台(1.0%)だった。