【フィリピン】アボイティス、地上設置型太陽光発電に参入[公益](2019/12/20)
フィリピンの再生可能エネルギー事業者SNアボイティス・パワー(SNAP)は17日、地上設置型の太陽光発電施設の建設を計画していると明らかにした。同社による同方式の太陽光発電事業は初となる。19日付マニラタイムズなどが伝えた。
ジョセフ・ユー社長兼最高経営責任者(CEO)によると、同施設の発電容量は2万5,000~5万キロワット(kW)。2021年の着工を予定している。
SNAPは、フィリピン電力大手のアボイティス・パワーとノルウェー系SNパワーの合弁会社。水力発電事業を主力としている。
7月、発電容量200kWの浮体式太陽光発電施設を北ルソン地方イサベラ州のマガットダムに開設。初めて風力発電以外の発電事業に参入していた。再生エネ発電事業の拡充に向けて、地上設置型施設の建設も決めた。