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【インドネシア】首都の第2外環状道路、一部区間が完成[運輸](2019/12/09)

ジョコ大統領(中央)はクンチラン―セルポン区間の完成を宣言した(ジャサ・マルガ提供)

ジョコ大統領(中央)はクンチラン―セルポン区間の完成を宣言した(ジャサ・マルガ提供)

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は6日、ジャカルタ第2外環状道路(JORR2)のうち、クンチラン―セルポン区間(総延長11.1キロメートル)の完成を宣言した。7日午前6時から通行可能となっている。

クンチラン―セルポン区間は、JORR2で計画される6区間(110キロ)のうちの一つで、環状道路の西側に位置する。同区間の運営会社に出資する道路公団ジャサ・マルガによると、当面は無料で開放する。既存のタンゲラン高速道路へのゲートが完成していないためまだ接続していないが、セルポン高速道路からはクンチラン―セルポン区間に直接入ることができるという。

ジョコ大統領は6日の式典で、「同区間の完成により、ジャカルタと西隣のバンテン州の工業地帯とのアクセスが格段に改善し、特に(タンゲラン高速道路の終着地点である)メラク港からの物流がより円滑になる」と強調した。

JORR2の全6区間のうち、開通済みの区間はクンチラン―セルポン区間のほか、首都南郊ボゴールに向かうジャゴラウィ高速道路に接続するチネレ―ジャゴラウィ区間(14.7キロ)のうち9.2キロ部分のみ。

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