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【中国】日産の新車販売、11月は1%減の14.9万台[車両](2019/12/06)

日産自動車の中国法人、日産(中国)投資は5日、中国における11月の新車販売台数が前年同月比1.0%減の14万8,582台だったと発表した。3カ月連続のマイナス成長となったが、下げ幅は前月から1.1ポイント縮小した。

このうち、東風日産乗用車(東風日産)と東風啓辰汽車(東風ヴェヌーシア)の合計は2.8%増の12万5,548台だった。

車種別では、セダンは「シルフィ(軒逸)」が9.5%増の5万2,785台で、11月として過去最高の台数を記録。新型の「アルティマ(天籟)」は1万327台、「ティーダ(騏達)」は47.1%増の6,435台だった。スポーツタイプ多目的車(SUV)は、「キャシュカイ(逍客)」が11月としては過去最高となる27%増の1万7,341台、「キックス(勁客)」が22.4%増の3,715台をそれぞれ売り上げた。

商用車事業は、東風汽車股フンと鄭州日産汽車の合計が17.8%減の1万8,924台だった。

1~11月の累計販売台数は、全体で前年同期比0.7%減の137万8,629台だった。うち、東風日産と東風ヴェヌーシアの合計は0.5%減の114万9,470台、商用車事業は0.5%増の19万3,497台だった。

東風汽車有限公司(DFL)の山崎庄平総裁は、業界全体の低迷が続く中で10月と11月にわずかながら回復の兆しを見ることができたとした上で、「乗用車の主要モデルの好調な実績が貢献し、日産中国全体と乗用車事業は引き続き市場成長率を上回った」とコメントした。

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