【インドネシア】MRT路線を南に延伸、BPTJが提案[運輸](2019/12/03)
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インドネシア運輸省所管のジャカルタ首都圏交通機構(BPTJ)は、首都ジャカルタの都市高速鉄道(MRT)を、ジャカルタ郊外バンテン州南タンゲラン県まで延伸する路線を提案している。4月に開業した南北線(第1期)の最南端駅ルバックブルス駅からさらに南へ延伸、新たに11駅を設置する。2日付ニュースサイト『デティックコム』が伝えた。
BPTJ交通インフラ管理担当のエディ氏によると、新しい路線は、ルバックスブルク駅からムハマディヤ・ジャカルタ大学、国立イスラムシャリフ・ヒダヤトゥラ大学、パサール・チプタット、ポンドック・チャベ、西パムラン、ポンドック・ブンダ、ラワ・ブントゥなどの各駅を経由して終点はタンゲラン・コタ駅となる予定。
MRTの運営会社MRTジャカルタの関係者はNNAに対し、BPTJの提案については「おそらく第4期になるだろう。提案に基づいて事業化調査を行う用意はある」と述べた。
MRTジャカルタは7月、ジャカルタの東西を結ぶ第3期工事について、西ジャカルタ・カリデレスから東ジャカルタ・ウジュンメンテンまで総延長31.7キロメートルの路線に22駅を設置する計画を表明した。今回BPJTが明らかにした延伸路線はこれとは異なる。