【香港】中国、マカオ渡航を制限=習主席訪問控え[観光](2019/11/29)

マカオの中国返還20周年を祝う式典が12月開催されるのを前に、中国当局が中国本土からマカオへの渡航制限を強化しているもようだ。マカオでは旅行者の減少に伴うカジノ収入落ち込みなどの影響が懸念されている。28日付信報が伝えた。

同紙によると、中国入国管理当局は11月22日から12月20日までの間、本土からマカオへの訪問査証(ビザ)の発給を制限し、個人旅行、団体旅行ともに渡航回数を1回に制限する。過去1カ月間にビザを申請した場合、再申請は受け付けない。12月20日にマカオで予定されている中国返還20周年式典には習近平国家主席の出席が予想されており、それに備えた警備強化が目的とみられる。

スイス金融大手クレディ・スイスによると、渡航制限の開始は予想より半月ほど早かった。同社は、カジノに多額の賭け金を投じる本土VIP客の間に「敏感な時期」のマカオ訪問を敬遠する動きが広がるとみており、11月のカジノ収入は前年同月比で8~10%、VIP客を対象としたカジノ収入は26~29%減少するとの予想を示した。2019年通年のカジノ収入の伸び率は、香港で続く一連の抗議活動の影響や比較対象となる18年が好調だったことから5~7%に鈍化するとみている。

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