【ミャンマー】「新南方政策」と協調し発展、スー・チー氏[経済](2019/11/27)

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25日から釜山で開催中の韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議に参加しているミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は、現地で行われた経済関連サミットで講演し、ミャンマーへの積極的な投資を呼び掛けた。ミャンマーへのODA(政府開発援助)拡大を確約した韓国に対し、両国の経済政策の協調でミャンマーのみならずASEAN域内に発展をもたらせると述べた。

韓国の文在寅大統領との首脳会談に臨むアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相=26日、釜山(韓・ASEAN首脳会議・聯合ニュース)

韓国の文在寅大統領との首脳会談に臨むアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相=26日、釜山(韓・ASEAN首脳会議・聯合ニュース)

韓国は、ASEAN・インドとの関係強化による経済発展を目指す「新南方政策」を展開。スー・チー氏は25日に開かれた、韓国とASEANの経済関係者が参加したサミットで、ミャンマーが30年までの発展の指針とする行動計画「ミャンマー持続可能な開発プラン(MSDP)」と新南方政策の連動に触れ、「ミャンマーやASEAN域内の平和と繁栄のために、互いの政策の目的を共有して協調すれば、多くのものを見つけられると確信する」と強調。韓国との経済協力を政策面などでも深める考えを示唆した。

韓国は現在、最大都市ヤンゴンと南部の未開発地を結ぶ大型の橋の建設や、ヤンゴン北部での新たな工業団地「韓国ミャンマー工業団地(KMIC)」の開発を支援している。

スー・チー氏は、10月には日本で経済関係者に対して投資を呼び掛けるスピーチを行った。特定の国に偏らずに経済協力を促す姿勢を強めており、釜山での講演では「排他的にならず、ASEAN、アジアのみならず、さらに広範囲の国々との関係づくりに注力し、投資や貿易の拡大を目指す」とも強調した。

広域経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国を含め、アジアで全方位外交を繰り広げている。

同日には、メディアコンテンツや文化をテーマにしたイベントでも講演。ミャンマーでも人気のあるKポップや、韓国とミャンマー両国のテレビ局による映画の共同製作について、「両国のアーティストの交流が始まったことをうれしく思う」と話した。

また、ミャンマー語の専攻課程がある釜山大学を訪問し、学生や市民と交流した。釜山大学でミャンマー語を学ぶ学生は120人いるという。スー・チー氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻による夕食会にも臨んだ。

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