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【台湾】ピーチが台北―福岡線就航、搭乗率8割目標[運輸](2019/11/25)

ピーチが桃園―福岡線を就航し、記念イベントを行った=24日、桃園(NNA撮影)

ピーチが桃園―福岡線を就航し、記念イベントを行った=24日、桃園(NNA撮影)

格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは24日、台湾桃園国際空港―福岡空港の定期便を就航した。台湾と日本を結ぶ定期便は10路線目。75~80%の搭乗率を目標とし、福岡を拠点とした日本国内路線の利用増も狙う。

11月1日付で経営統合したバニラエアの路線を引き継いだ形。毎日1往復を運航する。台北発の便は午後4時55発、同8時10分着。福岡発は月曜日のみ午前9時15分発、同11時着。月曜以外は午前8時55分発、同10時40分着となる。価格は1,580台湾元(約5,600円)から。

ピーチの担当者によると、同路線の第1便は台北発、福岡発のいずれも予約が満席となった。桃園―福岡を結ぶLCCは、他に台湾虎航(タイガーエア台湾)が1日1往復を運航しているが、「ピーチには日本国内線があるのが強み。福岡を拠点として、大阪や東京など他の都市も訪れてほしい」と期待を寄せた。

24日に桃園空港で行われた台北発の就航記念イベントでは、客室乗務員が福岡のグルメや太宰府天満宮などの観光地を紹介。乗客との記念撮影や、記念品の贈呈なども行った。家族連れで利用する40代の台湾人女性は、「福岡は2回目。子ども用品の買い物や、ラーメンを食べるのが楽しみ」と語った。

ピーチは10月27日、バニラエアから引き継いだ桃園―成田線、高雄―成田線を就航。経営統合で今年は国際線が計3路線増えた。今後は機材の移管を進め、来年度以降に日本国内線・国際線を拡充する計画。

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