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【カンボジア】日系とウイング、融資管理システム共同開発[IT](2019/11/22)

金融機関向けのシステム開発などを手掛ける日本ブレーン(東京都豊島区)は21日、カンボジアのマイクロファイナンス(小口金融)機関であるJCファイナンス、電子決済大手ウイングと、新たな「クラウド型BtoB(企業間取引)融資管理システム」を共同開発すると発表した。3社の提携によって、ウイングの資金回収システムの入金処理を自動化する。

JCファイナンスは、カンボジアで農機ローンをはじめとした農家向けの融資事業を展開。提携先のウイングではこれまで、農家から資金回収した電子マネーの入金処理を手動で行ってきたが、日本ブレーンの会計システムと連携することで、資金回収後に自動で即時の入金処理ができるようになる。来年4月にも実用化したい考え。

日本ブレーンはこれまで、タイやミャンマーでも金融事業者向けのシステムを提供しており、カンボジアは海外展開先として3カ国目。カンボジア中央銀行が来年に正式運用を予定している電子通貨「バコン」とのシステム連携も検討していく。

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