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【フィリピン】サンミゲル、生分解性プラ包装を全面導入へ[経済](2019/11/13)

フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は11日、包装材に生分解性プラスチックを全面導入する計画を明らかにした。ビジネスミラーが12日伝えた。

今回の取り組みは、瓶のリサイクルや循環型経済に配慮した生産プロセスと並び、同社が進める持続可能な事業モデルの一環。ラモン・アン社長兼最高執行責任者(COO)は「まずはセメント包装に応用する」と述べた。

サンミゲルは過去5年間、地場企業のフィリピン・バイオレジンズに依頼し、生分解性プラスチックの技術開発を進めた。食料品やセメントの包装、飼料袋、買い物袋などに実用化できるめどが付いた。

フィリピン・バイオレジンズは、科学技術省の産業技術開発研究所の環境技術認証を取得した。同社が開発した生分解性ポリプロピレンは、2年間で64.65%が生分解されることが証明された。

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