【マレーシア】グラブペイ加盟店、15日までに3千店超増加[金融](2019/11/11)
東南アジアの配車最大手グラブはこのほど、同社が展開する決済アプリ「グラブペイ」のマレーシアでの加盟店が、今月15日までに3,000店以上増えると発表した。新たに地場大手スーパーマーケットチェーンやドラッグストア、電子商取引(EC)サイトなどが加わる。
グラブの現地法人グラブ・マレーシアによると、ハイパーマーケット・スーパーマーケットでは、香港系GCHリテール(マレーシア)が運営するジャイアント、英系テスコ、地場マイディンで利用可能となる。また、ドラッグストアの香港系ワトソンズとガーディアン、映画館のMBOシネマズ、ピザチェーンのドミノピザ、地場コンビニエンスストアの99スピードマート、フィリピン系石油元売り大手ペトロンの給油所が加盟するほか、衣料品専門ECサイト、ザロラでの決済にも対応する。
グラブ・マレーシアは声明で、「グラブペイの利用可能地域は、これまでの国内8都市から全国へと拡大する」と説明。グラブペイのオーイ・フエイティン社長(マレーシア・シンガポール・フィリピン担当)は、「マレーシア生まれ、かつ東南アジアを代表する電子マネーであるグラブペイを、日々のあらゆる場面で利用できるデジタル社会にしたい」とコメントした。