【マレーシア】高速道路無料化、貧困層への恩恵疑問視[経済](2019/11/08)

マレーシア政府は主な高速道路を国有化した上で、通行料金の無料化を検討しているが、マハティール首相の経済顧問、ムハンマド・アブドゥル・カリド氏は6日、「所得層下位40%(B40)の3分の1は自動車を保有しておらず、通行料金の無料化や燃料の補助金に関して恩恵を受けない」と指摘。政策の効果を疑問視した。高速道路を無料化しても、貧困者支援とはならないとの見方だ。

7日付マレーシアン・リザーブによると、ムハンマド氏は持続可能な開発に関する会合の席で、「(高速道路無料化の財源となる)60億リンギ(約1,580億円)の資金があれば、自分ならば公共交通機関の整備に投じる。それも都市部ではなく農村部に使うべきだ」と持論を展開した。

ムハンマド氏はまた、政府が富裕層の所得増税を決めたことを評価しながらも、「税金を払っていない人が多くいる」とし、政府は貧困者支援と脱税防止に向け、税制をさらに改革する必要があると主張した。

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