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【マレーシア】グラブペイ、QRコードのマレーシア規格採用[金融](2019/11/05)

マレーシアのQRコード規格で提携したペイネットのピーター・シーサー・グループ最高経営責任者(CEO、左)とグラブのオーイ社長=1日、クアラルンプール(グラブ提供)

マレーシアのQRコード規格で提携したペイネットのピーター・シーサー・グループ最高経営責任者(CEO、左)とグラブのオーイ社長=1日、クアラルンプール(グラブ提供)

東南アジア配車最大手グラブが展開する決済アプリ「グラブペイ」は、QRコードのマレーシア国家規格「ドゥイットナウQR」を来年上半期(1~6月)中に採用する。電子ウォレット(電子財布)による導入は初めて。マレーシア中央銀行傘下でドゥイットナウQRを運営するペイメンツ・ネットワーク・マレーシア(ペイネット)と1日、共同発表した。

グラブペイのオーイ・フエイティン社長(マレーシア・シンガポール・フィリピン担当)は、「当社は地域密着型の戦略を採っている。ペイネットとの提携によって、より多くの消費者が電子ウォレットを利用しやすくなる」と述べた。

ドゥイットナウQRは、中銀の「相互運用口座振替フレームワーク(ICTF)」の下、マレーシア国内で相互利用が可能な標準規格として開発された。既に銀行4行のモバイルアプリに採用されており、向こう半年以内に銀行25行が採用する見込みだ。店舗側は単一のQRコードで複数の決済アプリに対応することが可能になる。

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