【香港】経済「通年でマイナス成長も」、行政長官[経済](2019/10/30)

香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は29日の定例記者会見で、31日に発表される第3四半期(7~9月)の実質域内総生産(GDP)成長率について、「景気後退(リセッション)入りする可能性が高い」と述べた。2019年の通年の成長率についても「現時点の見込みではマイナスの可能性がある」と厳しい見方を示した。官営放送RTHKなどが伝えた。

通年の成長率については、陳茂波(ポール・チャン)財政長官が27日付の公式ブログでマイナスになる可能性を指摘したが、政府のトップもこれを追認した形だ。

林鄭氏は足元の経済について「状況は非常に厳しい」と述べ、引き続き経済の下振れリスクを注視していく姿勢を強調。「次年度の財政予算案を待っていられない場合もある」と述べ、追加の経済対策を発動する可能性も示唆した。

記者会見では、中国政府が林鄭氏の更迭を検討していると一部で報じられたことへの質問も出た。林鄭氏は「本来はうわさには答えない」と前置きしながら、「中央政府は一貫して私が行政長官を務め、今の混乱を収束することを支持している」と強調。警察を強く支持する立場を重ねて示し、「暴徒に極端な破壊行為を正当化させる隙を与えてはならない」と訴えた。

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