【香港】日本産豚肉、一層の普及へ香港でフェア[食品](2019/10/15)
日本畜産物輸出促進協議会の豚肉輸出部会は今月から香港域内の飲食店で日本産豚肉をPRする「ジャパニーズ・ポーク・フェア」を展開している。3回目となる今年は飲食店3店と連携して特別メニューを提供するほか、テイスティングイベントや販促セミナーなどの取り組みも行う。
同フェアのオープニングセレモニーが11日、フェア開催店の一つである九龍・尖沙咀のレストラン「野玩田店(サムシング・ワイルド・ザ・ファーム)」で開かれた。日本養豚協会の小礒孝専務理事やメディア関係者ら約20人が出席し、千葉県から輸入した「千の恵豚」を使用したとんかつなど特別メニューを味わった。
同メニューは野玩田店で15日から28日まで提供する予定。12月には他2店でも特別メニューを提供する。
フェアに協力するジュピター・グローバル・リミテッドの関係者はNNAに対し、「香港で日本産豚肉をより一層PRするためには、新たなメニュー、レシピの提案をしていくことが重要だ」と説明した。
香港への日本産豚肉の輸出量(生鮮・冷蔵・冷凍の合計)は近年伸びており、2018年は前年比12.5%増の539トンだった。