【台湾】全家、11月にも台北で韓国チキン店[サービス](2019/09/18)
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台湾のコンビニ大手「全家(台湾ファミリーマート)」を運営する全家便利商店は、韓国のフライドチキンチェーン「BBQチキン」を展開する韓国ジェネシスBBQと提携し、11月にも台北市内で同チェーンの店舗を開業する。全家は2018年からBBQチキンとコラボレーションした複合型店舗を展開していたが、今回は提携をさらに深めた形となる。工商時報などが伝えた。
BBQチキンのレストランは、全家便利商店傘下の全家国際餐飲が運営する。韓国文化を好む25~40歳の女性消費者を主なターゲットに据え、フライドチキン以外にも韓国料理や西洋料理など50種以上のメニューを提供する。
同社の呉勝福董事長は「全家はここ1年半でBBQチキンとの複合型店舗を台湾の北部、中部、南部にそれぞれ設け、段階的に試験営業を進めてきた。韓国風チキンの需要は十分に見込めると判断したため、われわれが資金を投じてレストランを展開することを決定した」と説明した。
全家国際餐飲は現在、海外の飲食チェーンでは日本の和定食チェーン「大戸屋」とステーキレストランチェーン「フォルクス」の2ブランドを台湾で展開しており、BBQチキンは3ブランド目。近年の売上高は10億台湾元(約35億円)に迫っている。