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【香港】週末も抗議活動続く、中秋節は人間の鎖など[社会](2019/09/13)

香港では今週末も各地で抗議活動が呼び掛けられている。14日には香港国際空港(チェクラプコク空港)の交通妨害が計画されている。地元メディアによると、民主派団体が計画していた15日のデモ行進は警察当局が許可しなかった。ただ、これまでに無許可のデモが強行されたこともあり、在留邦人は注意が必要だ。

12日付明報によると、一部インターネットユーザーは13日夜、国連が定めた「国際民主主義デー(9月15日)」に合わせ、各地区の公園などでシュプレヒコールを上げたり、合唱したりするという。

同日はまた、新界・青衣地区の商業施設「青衣城(マリタイムスクエア)」や同・セン湾(セン=くさかんむりに全)地区、香港島東部のクオリーベイから西湾河間など複数地域で、それぞれデモ参加者が手をつなぐ「人間の鎖」をつくる予定。警察は各地区で警戒に当たる。

■MTRは中秋節の夜間運行停止

官営放送RTHKによると、香港鉄路(MTR)を運営する香港鉄路公司(MTRC)は12日、中秋節の夜間運行を取りやめ、全ての駅で通常通り営業を終了すると発表した。最近の抗議活動でデモ参加者から破壊行為などを受けたことを考慮したとみられる。

一方、民陣は12日、15日午後2時半から計画していた香港島・コーズウェーベイ(銅鑼湾)での集会と、銅鑼湾からセントラル(中環)までのデモ行進を、警察がいずれも許可しなかったと発表した。

デモ行進は銅鑼湾のイースト・ポイント・ロード(東角道)から中環のチャターロード(遮打道)までを計画していた。

警察は、一部デモ参加者による暴力行為がエスカレートしており、市民や警察職員の安全を考慮したと説明した。

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