【香港】フィッチ、香港鉄路を格下げ=政府と緊密[金融](2019/09/12)

欧州系格付け大手のフィッチ・レーティングスは10日、香港鉄路(MTR)を運営する香港鉄路公司(MTRC)の自国通貨および外貨建て発行体デフォルト(債務不履行)格付け(IDR)を従来の「AAプラス」から「AA」に1段階引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」とした。11日付香港経済日報が伝えた。

フィッチは格下げの理由について、MTRCは香港政府と関係が緊密で、政府にとって重要な戦略的意義を持つためと説明。先に香港全体の長期発行体格付けを「AA」に下方修正しており、MTRCの格付けおよび見通しも同様に引き下げた形だ。

フィッチは、香港の長期債格付けにポジティブな変化があれば、MTRCの格付けも見直すと指摘。一方で、香港の格下げのほか、香港政府のMTRC株保有比率の低下や同社株の希薄化、香港の社会・政情の悪化などはいずれも同社の格下げ要因になり得るとしている。

香港政府のMTRC株の持ち株比率は現在、75.4%に達している。

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