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【カンボジア】オンラインギャンブル規制、中国人客減少も[建設](2019/09/11)

カンボジアの不動産会社クメール・リアル・エステートのキム・ヘアン最高経営責任者(CEO)は、同国でオンラインギャンブルが規制されたことに伴い、南部シアヌークビル州を訪れる中国人観光客が減少し、不動産など関連産業にも影響が出ているとの見方を示した。プノンペン・ポスト(電子版)が8日伝えた。

カンボジア政府は8月18日、オンラインギャンブルの事業ライセンスの発行を中止する規制を発布、即日発効した。営業中のオンラインギャンブルはライセンスの有効期限まで続行できるが、その後ライセンスは更新されない。

キムCEOは「規制の導入後、シアヌークビル州の不動産市場は購入、賃貸ともに動きが停滞している」と説明した。

同CEOはまた、「ギャンブルの規制は社会的には良いことだ」と指摘。その上で、「投資の減速を防ぐためには、政府が12月までにオンラインギャンブル関連企業の運営を調査し、法律上の問題がなく納税も行っている場合、ライセンスを1年ごとに更新できるようにするのが理想だ」と述べた。

キム氏は、米不動産会社ケラー・ウィリアムズをカンボジアでフランチャイズ展開する、KWカンボジアの地域運営代表も務める。 

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