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【ミャンマー】幹部候補生育成へ、日本の専門家がセミナー[経済](2019/09/10)

日本企業のミャンマー進出が増える中、現地人の幹部候補生を育てる必要性が高まっている。日系の人材紹介・派遣会社、ジェイサット(J―SAT)グループは7日、日本企業で働く30代以上のスタッフを対象にしたマネジメント講座を実施した。

日本でグローバル人材育成事業に携わる人財アジア(東京都千代田区)の岡村進社長が講師を務め、IT、建設、製造業などさまざまな分野で事業部門の責任を任される中堅社員ら約130人が参加した。

グローバル人材として日本企業で働くマネジャーに必要な考え方やスキル、部下に求められる資質などについて、岡村氏の講義やグループ討論などを通じて考えた。

岡村氏は、日本企業がグローバル化する中で「相互に多様性を認め合うことで組織内の相乗効果を高めることが非常に重要になっている」と指摘。相手を知るための努力や想像力の大切さを訴えた。

ヤンゴン近郊の金属加工メーカーに務める30代女性は「日本企業のシステムや考え方を知り、経験を積んでいきたい」と話した。

日本企業で働くミャンマー人幹部候補生を育てる目的で開催されたセミナー=7日、ヤンゴン(NNA)

日本企業で働くミャンマー人幹部候補生を育てる目的で開催されたセミナー=7日、ヤンゴン(NNA)

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