【台湾】旅館ホテル業に100億元の融資、観光支援で[観光](2019/09/09)

台湾交通部(交通省)の林佳龍部長(交通相)は5日、観光業への支援策として、旅館・ホテル業に最大100億台湾元(約342億円)の融資を提供する考えを明らかにした。保証制度を運用する中小企業信用保証基金が信用保証を行う。行政院(内閣)の承認後、すぐにも実施する予定。6日付経済日報などが伝えた。

林部長は同日、金融監督管理委員会(金管会)、財政部(財務省)、経済部(経済産業省)、銀行業界団体の中華民国銀行商業同業公会などを招集し、会議を開いて決めた。

交通部観光局が5億元の特別予算を信用保証として拠出する。期間は2021年12月31日までで、融資限度額は約100億元とする。旅館・ホテル業の融資獲得を支援することで、設備の更新を促し旅行者の誘致につなげる狙いだ。

今回の支援策が承認されれば、金管会、財政部、銀行商業同業公会が銀行各行に周知を促し、その上で経済部中小企業処が受付の窓口となる予定。

交通部の関係者は、「中国政府の訪台中国人規制などを受けて、直近では観光産業から融資獲得が難しくなっているとの訴えが出ている」と指摘した。林部長によると、多くの観光業者が陳情に訪れ、「銀行の多くが観光業を『危険産業』とみなしている」と訴えたという。

交通部は02年に観光業のアップグレードを目的とした融資支援策を施行。今後は融資支援策の償還期限を再延長し、適用範囲も遡及(そきゅう)することで、観光業を支える考えだ。

融資支援策の案件は今年7月時点で計245件となり、融資総額は約106億元に上る。

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