【中国】自動車の並行輸入を拡大へ、政府が規制緩和[車両](2019/09/02)

中国商務省は8月30日、自動車の並行輸入に関する地域規制を緩和することを発表した。一定の自動車輸入実績を持つ港湾であれば、同省への届け出だけで並行輸入が可能になる。

工業情報省(工情省)や公安省、税関総署などと連名の政策文書「自動車並行輸入のさらなる発展促進に関する意見」に盛り込んだ。自動車の並行輸入は従来、各地の自由貿易試験区(自貿区)など中央政府が指定する試験エリアだけに限定されていた。同意見では、完成車の輸入実績が年間1,000台を超える港湾については、省級地方政府が商務省へ届け出れば並行輸入の取り扱いを認めるとしている。

「意見」ではこのほか、並行輸入車が中国の規格に適合しない場合を想定し、税関特殊監督管理区域内に是正のための作業場を設けることを認めるとした。車両の各種表示や説明書、照明、信号装置など16項目の規格が対象となる。

中国政府は2015年に上海自貿区で自動車の並行輸入を試験的に解禁し、その後も試験エリアを拡大してきた。19年7月末時点で全国の並行輸入実績は200車種、累計41万8,000台を超えている。

「意見」の詳細は商務省のウェブサイト<http://www.mofcom.gov.cn/article/ae/ai/201908/20190802894999.shtml>で確認できる。

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