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【ベトナム】「ベトビューティー」、HCM市で開幕[化学](2019/08/23)

ベトビューティーには、世界各国から約450社・ブランドが参加し、化粧品や美容機器などの展示・販売を行った=22日、ホーチミン市

ベトビューティーには、世界各国から約450社・ブランドが参加し、化粧品や美容機器などの展示・販売を行った=22日、ホーチミン市

美容関連製品の展示会「ベトビューティー(Vietbeauty)」が22日、ベトナム・ホーチミン市7区のサイゴン展示会議センター(SECC)で開幕した。公式サイトによれば、地場企業をはじめ、日本、韓国、中国のほか中東や欧州などから約450社・ブランドが出展する。

日本からは、15社が出展。化粧品のほかサプリメントや美容機器の出品が目立った。健康食品や化粧品を取り扱う日英物産(大阪府吹田市)は昨年の展示会にも参加。担当者によれば、サプリメントのインバウンド需要が高まっており、ベトナム企業からの問い合わせも多いという。同社は、今後地場企業と提携しベトナムでの販売を開始したい考えだ。

地場企業からはオーガニック製品の出品が多かった。香水の製造・販売を手がける「ミス・ダラット」は、オーガニック化粧品の開発に注力し、新製品の口紅を出品した。「食品だけでなく、化粧品市場にもオーガニック需要が高まっている」(担当者)という。

国外企業では、韓国から最多の85社が出展。次いで中国(79社)、台湾(40社)が続いた。韓国は、昨年も出展数が最多だった。

ベトビューティーは24日まで開催される。化粧品以外にもトイレタリー、ヘアケア商品、エステ機器などが出品され、アートメイクの実演も公開している。

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