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【インド】桂由美氏、来年3月にデリーで婚礼サミット[繊維](2019/08/29)

インドの刺しゅうを、30年以上前から作品に取り入れている(ユミカツラインターナショナル提供)

インドの刺しゅうを、30年以上前から作品に取り入れている(ユミカツラインターナショナル提供)

ブライダルファッションデザイナー桂由美氏は、2020年3月をめどにインドの首都ニューデリーで「アジアブライダルサミット」の開催を予定する。インドにブライダル協会を設立するほか、カラードレスの販売も計画している。

アジアブライダルサミットは、アジア各国の伝統的な婚礼文化および衣装の伝承を目的とする。各国のデザイナーやブライダル業界の関係者らが参加し、婚礼文化についての報告と意見交換を行う「シンポジウム」、各国の伝統的な結婚式を紹介する「模擬結婚式」に続き、「ユミカツラグランドコレクション」を披露する。第1回目は1995年に東京で開催した。インドでの開催は、99年の第5回目以来、20年ぶりとなる。

来年3月のアジアブライダルサミット開催の準備のために訪印した桂氏=8日、インド・首都ニューデリー(NNA撮影)

来年3月のアジアブライダルサミット開催の準備のために訪印した桂氏=8日、インド・首都ニューデリー(NNA撮影)

桂氏は今月初旬、サミットとブライダル協会設立の準備のためにニューデリーと西部ムンバイを訪れた。日本で販売するウエディングドレスに30年以上前からインド刺しゅうを取り入れてきたことから、「今回、インドでアジアブライダルサミットを開催することになり、大変うれしい」とコメント。インドでの事業展開については、富裕層の結婚式が数日にわたって開催され、新郎新婦の衣装替えだけでなく参加者の衣装需要が多い点、インドでは白がお葬式の衣装になってしまう点で、「インドのデザイナーとのカラードレスのコラボレーションを計画している」と明らかにした。

アジアブライダルサミットは、アジアブライダル協会連合会が主催する。連合会はアジア各国のブライダル協会で構成され、会長は全日本ブライダル協会会長でもある桂氏が務める。

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