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【香港】香港空港、ターミナル入場を制限[運輸](2019/08/15)

香港空港管理局(AAHK)は14日、空港の使用妨害を禁じる裁判所の臨時命令に基づき、香港国際空港(チェクラプコク空港)の入場制限を始めた。航空券やパスポートを持つ乗客のみターミナルに入ることを認める内容で、空港の正常運営と乗客の安全確保などが目的。官営放送RTHKが伝えた。

入場制限は同日午後2時に始めた。24時間以内に香港を出発する便の航空券もしくは搭乗券、有効な旅券を持っている乗客、関連する証明書を持つ空港職員だけが入場できる。AAHKは検査に時間がかかるとして、離陸の少なくとも3時間前までに空港に到着するよう乗客に呼び掛けている。

AAHKによると、第1、第2ターミナルの出発フロアにある降車エリア、香港国際空港と市街地を結ぶエアポート・エクスプレス(機場快線)のプラットホームなどに検査ポイントを設け、警察や空港の保安担当者が対応に当たる。

AAHKは乗客の見送り、出迎えを含め、空港に来ないよう市民に呼び掛けているが、空港を訪れた市民と保安担当者の間では口論が起こった。到着ロビーでは14日午後も若者らが座り込みを行った。

香港国際空港では14日も出発便、到着便合わせて約120便が欠航の見通しとなった。日本関係では羽田空港や成田空港、関西国際空港などが対象となった。

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