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【フィリピン】クラーク国際空港の運営、民間引き継ぎ[運輸](2019/08/19)

フィリピンの特別目的会社ルソン・インターナショナル・プレミア・エアポート・デベロップメント(LIPAD)は16日、中ルソン地方パンパンガ州に位置するクラーク国際空港の運営・保守業務を政府から正式に引き継いだ。同事業はドゥテルテ政権下で初の官民連携(PPP)事業。地元紙インクワイラーなどが伝えた。

LIPADは、(1)ゴコンウェイ財閥の持ち株会社JGサミット・ホールディングス(2)ゴティアヌン財閥の持ち株会社フィリンベスト・デベロップメント(3)フィリピン・エアポート・グラウンド・サポート・ソリューションズ(4)シンガポールのチャンギ国際空港を運営するチャンギ・エアポート・インターナショナルの完全子会社――で構成されている。

LIPADのビ・チュングンコ社長兼最高経営責任者(CEO)によると、既存の航空会社17社に加えて、向こう数カ月で新たに国際航空会社4社が就航する見通し。各航空会社に対し、ターミナル使用料を航空運賃に含めることも要請している。

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