【シンガポール】父親の6割超、育児休業取得せず[社会](2019/08/08)

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2018年に育児休業を取得しなかったシンガポール人の父親の割合が6割超だったことが、社会・家族開発省の調査で明らかになった。取得率が低い背景には、性別による役割分担意識や職場の企業文化などがあるという。

調査によると、18年に政府助成の育児休業を取得しなかった男性の割合(推定値)は65%となった。妻の16週間の出産休暇のうち最大4週間を父親が取得できる共同育児休業を取得しなかった比率も97%と高かった。

シンガポール経営大学(SMU)の社会学者、ポーリン・ストローガン氏は「子どもの世話をするのは女性の役割という伝統的な価値観が、今回の結果に反映されている」と説明する。職場における立場や評価の低下を懸念して、取得しない人も多いという。

シンガポール政府は2013年に男性の育児休業制度を導入。新生児の父親が最大1週間の有給休暇を取得できるようにした。17年1月には関連法案を改正し、最大2週間に拡大している。

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