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【中国】日産の新車販売、7月は1.4%増の10.8万台[車両](2019/08/07)

日産自動車の中国法人、日産(中国)投資は6日、中国における7月の新車販売台数が前年同月比1.4%増の10万8,343台だったと発表した。2カ月連続でのプラス成長となった。

このうち、東風日産乗用車(東風日産)と東風啓辰汽車(東風ヴェヌーシア)の合計は3.2%増の9万1,108台だった。

車種別ではスポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル(奇駿)」(16.8%増の1万5,800台)、同「キャシュカイ(逍客)」(12.3%増の1万4,766台)、ハッチバックセダン「ティーダ(騏達)」(17.3%増の4,967台)、小型SUV「キックス(勁客)」(78.8%増の3,768台)、SUV「ムラーノ(楼蘭)」(17.0%増の2,047台)が好調だった。昨年末に発売したセダン「アルティマ(天籟)」は7月に1万台以上を受注し、前月比5%増の8,429台を納品した。

商用車事業は、東風汽車股フンと鄭州日産汽車の合計が5.1%減の1万4,208台となった。

1~7月の累計販売台数は、全体で前年同期比0.1%減の82万6,611台。このうち、東風日産と東風ヴェヌーシアの合計は1.1%減の68万3,418台、商用車事業は8.9%増の12万3,178台だった。

東風汽車有限公司(DFL)の内田誠総裁は「市場は長く停滞しており、7月は販売台数の低下が予測されていたが、7月単月と1~7月の販売実績に回復傾向を確認することができた」とコメントした。

日産(中国)投資は、今年の中国販売目標を160万台に設定している。

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