【タイ】印二輪ロイヤル、タイに限定モデルを投入[車両](2019/08/13)
インドの二輪車メーカー、ロイヤル・エンフィールドは8日、限定モデル「ブリット・トライアルズ(Bullet Trials)500」をタイ市場向けに投入すると発表した。210台のみの販売となる。
ブリット・トライアルズ500は排気量499ccで、価格は19万1,500バーツ(約66万円)。既に予約を受け付けており、納車は9月になる見通しだ。ブリットは1932年に生産が始まったモデルで、世界で最も長く生産されている二輪モデルという。
同社のタイにおける今年1~7月の販売台数は前年同期比25%増の1,207台だった。今年通年では2,500台以上を販売目標に掲げる。ビマル・サムブリー・アジア太平洋地域責任者は、上半期(1~6月)の販売が好調だったこともあり、通年目標の達成を楽観していると述べた。
ロイヤル・エンフィールドは2016年にタイに進出。250~750ccの中型市場が主戦場で、タイは本拠を置くインドを除くアジア市場で最も重要な市場と位置付けている。