【カンボジア】宿泊業向けクラウドのスクイーズが子会社[IT](2019/08/14)

ホテル・旅館業向けにクラウドの運営管理システムを提供するスクイーズ(東京都港区)はこのほど、カンボジアで共同出資会社のスクイーズ・アジアを設立した。新会社は、日本にある宿泊施設の予約などに関する問い合わせを24時間、メールや電話で対応する。

4月19日に設立した。首都プノンペン中心部のチャムカーモン区にオフィスを置く。資本金は8万米ドル(約840万円)で、スクイーズのほか、宿泊施設の企画、運営、コンサルティングを手掛けるコミュニティラボ(福岡市)、カンボジアで農業事業を展開するアルテージが出資した。出資比率は非公表。

スクイーズは、複数の媒体を通じた宿泊施設の予約を集約し、一元管理するシステム「スイートブック」を、日本全国の約2,000施設に導入している。スクイーズ・アジアでは、このシステムを導入している宿泊施設に関する問い合わせを、カンボジア人が日本語、英語、中国語などで24時間対応する。問い合わせ対応のほか、予約代行などのサービス拡充も計画している。

スクイーズの担当者によると、これまで問い合わせ対応は日本人に在宅業務として委託してきたが、多言語人材の確保が容易で、人件費が従来より抑えられるカンボジアに拠点を開設した。同社がこの事業を展開する拠点は、カンボジアのみという。

スクイーズは、予約管理システムの販売のほか、モノのインターネット(IoT)を通じたスマート施設の運営などを展開。日本の宿泊業で人手不足が懸念される中、省人化が可能な「宿泊施設のクラウド化」をビジョンに掲げている。将来はスクイーズ・アジアを通じ、カンボジアから日本の宿泊業向けに人材紹介事業を展開する計画もあるという。

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