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【カンボジア】貨物専用の航空会社、年内に運航開始へ[運輸](2019/08/02)

カンボジアで貨物専用便の運航を計画する航空会社、サウスイースト・アジア・エアラインズが、年内にも営業を開始する見通しだ。東南アジアを足掛かりに、中国へも航路を広げる方針。クメール・タイムズ(電子版)が7月31日伝えた。

同社のベラ・ヤオ会長によると、既に運航申請を提出済みで、カンボジア民間航空局(SSCA)の許可を取得次第、運航を開始する。初期投資額は1,000万米ドル(約10億9,000万円)で、カンボジア人2人、中国人1人、台湾人1人の計4人が出資した。

まずは米国からボーイング737―300を2機リースし、タイ、マレーシア、シンガポールなどの東南アジア諸国向けに1日2便運航する。輸送するのは機械や農産品、部品など。営業開始後、6カ月以内に中国向けの運航も検討する。

ヤオ氏は「現在運航されている貨物便が輸送できる量は限られ、運航も毎日ではない」と指摘。同社によるデイリー便の運航によって、早くて効率的な貨物輸送を提供する考えを示した。現在は、プノンペン国際空港近くに8階建てのオフィスと倉庫を建設しているという。

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