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【韓国】SKハイニックス大幅減益、メモリー減産も[IT](2019/07/26)

韓国の半導体大手SKハイニックスが25日発表した2019年4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は6,376億ウォン(約585億円)と、前年同期比89%急減した。半導体市況の低迷を受け、16年4~6月期(4,529億ウォン)以来、3年ぶりの低水準となった。

売上高は6兆4,522億ウォンで38%減少した。営業利益率は9.9%と、過去最大だった18年7~9月期(56.7%)の6分の1弱まで落ち込んだ。

SKハイニックスは今後、DRAMとNAND型フラッシュメモリーの生産量を弾力的に調整し、市況に対応していく考え。年内に利川工場(京畿道)のDRAMの生産ラインの一部をCMOSイメージセンサーの製造に転換するほか、NAND型フラッシュメモリーの減産規模をシリコンウエハーの投入量ベースで前年比10%から15%以上に引き上げる。

同社関係者は決算発表後のカンファレンスコール(電話会議)で、日本の対韓輸出管理強化について「長期化すれば生産に支障が出る可能性は排除できない。状況を鋭意注視する」とコメントした。

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