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【カンボジア】違法書類保持の外国人、10カ国の7万人摘発[経済](2019/07/22)

カンボジア内務省は、17日時点で7万人近い移民から違法書類を押収したことを明らかにした。移民の国籍は10カ国・地域に及び、大半はベトナム人だったという。与党のカンボジア人民党が18日に公表した。

サル・ケン内相は、移民警察が10カ国・地域出身の移民6万9,871人(2万93世帯)が所持していた違法書類3万7,441枚を押収し、無効化したと報告。「身分証明書や住民票をはじめとする書類の違法性を見逃していれば、7万人近い移民が不当にカンボジア国籍を取得する事態を招いていた」とコメントした。

一方で、移民登録の申請は7万1,991件(3万2,735世帯)、永住許可申請は6万2,531件(11カ国・地域の2万8,571世帯)に達していることも分かった。申請者の国籍はベトナムが大半で、他はラオス、タイ、ミャンマー、中国などとなっている。

カンボジアでは1994年に移民法が成立した。プノンペン・ポスト(電子版)は、同年以降で7万人を超える移民が永住権を取得したと報じている。

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