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【中国】6月の携帯出荷6.3%減、5G機が初登場[IT](2019/07/15)

中国工業情報省(工情省)傘下のシンクタンク、中国信息通信研究院(CAICT)によると、6月の携帯電話機の国内出荷台数は前年同月比6.3%減の3,431万台だった。3カ月ぶりにマイナス成長に転落した。一方、6月は初の第5世代(5G)移動通信システム対応機が1機種発売された。

CAICTはマイナス成長転落の原因を、国内の携帯電話機市場が4G対応機から5G対応機への移行期間に突入し、出荷量が調整されたためと分析した。

6月の携帯出荷を移動通信システムの世代別に見ると、4Gが3,326万2,000台(5.2%減)で全体の96.9%を占めた。2Gは104万9,000台だった。

6月の携帯出荷のうちスマートフォンは3,322万台(5.0%減)で、全体の96.8%。国内ブランドは3,268万台(4.1%減)で、95.2%を占めた。また6月に発売された携帯の新機種は海外ブランド1機種を含め38機種(48.6%減)で、うちスマホは27機種(52.6%減)だった。

上半期(1~6月)累計の携帯国内出荷台数は、前年同期比5.1%減の1億8,600万台となった。うち4Gが1億7,800万台(4.2%減)、2Gが810万5,000台、3Gが5万7,000台。スマホは1億7,800万台(4.3%減)で、全体の95.4%を占めた。国内ブランドは1億7,200万台(1.8%減)で、シェアは92.7%だった。

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