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【インド】電動二輪アザー、チェンナイで正式販売開始[車両](2019/07/11)

チェンナイでの販売開始を発表するアザーのタルン・メータ最高経営責任者(CEO)=チェンナイ(同社提供)

チェンナイでの販売開始を発表するアザーのタルン・メータ最高経営責任者(CEO)=チェンナイ(同社提供)

インドの電動二輪車メーカー、アザー・エナジーは9日、南部チェンナイで電動スクーター「アザー450」の予約受付を正式に開始した。本社を構える南部ベンガルール(バンガロール)以外での販売は初めて。

アザーは先週末にチェンナイでアザー450のお披露目と試乗会を行っており、先行予約で第1期の販売分が既に完売した。現在は11月以降に販売する第2期分の予約を受け付けている。

チェンナイでのアザー450の販売価格は13万1,683ルピー(約21万円)。より低スペックの「アザー340」は11万9,091ルピーとなる見込み。この価格には「電気自動車(EV)生産・普及促進(FAME)インディア」第2期の助成金や2つのヘルメット、保険料、道路税、物品・サービス税(GST)などが含まれる。

同社は今年5月からチェンナイで充電設備「アザー・グリッド」の整備を行ってきた。現在までに商業施設「フォーラム・ビジャヤ・モール」やコワーキングスペース(共用オフィス)「アットワークス」など10カ所での整備が完了。電気自動車(EV)の普及促進のため、12月までは四輪、二輪を問わず全てのEVに無料で開放する。年内にさらに40~50カ所にアザー・グリッドを開設する計画だ。

また今月24日には、チェンナイのヌンガムバッカム地区に電動スクーターの試乗ができる体験型ショールーム「アザー・スペース」をオープンする。

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