【インド】Rジオ、家庭向け高速通信網の整備事業始動[IT](2019/07/10)
インドの通信大手リライアンス・ジオ・インフォコム(Rジオ)は、家庭向け光ファイバー通信(FTTH)サービス「ジオ・ギガファイバー」の整備事業を始動した。ビジネス・スタンダード(電子版)が9日に伝えた。
対象地域は、国内1,600カ所の自治体。Rジオは、向こう3年間で7,500万世帯にFTTHサービスを提供する目標を掲げている。新規の固定ブロードバンド網整備事業としては、世界最大規模となる見通しだ。
関係者によると、Rジオは現在約100都市で同サービスを試験的に導入しており、商業展開は3カ月後から段階的に開始する予定という。
インドの固定ブロードバンド回線の契約数は、4月30日時点で1,841万件だった。国営の通信企業バーラト・サンチャル・ニガム(BSNL)が約5割(915万件)のシェアを保有している。