【マレーシア】インターネットに絡む苦情、7割は「詐欺」[社会](2019/07/10)
マレーシア通信・マルチメディア省傘下のマレーシア・コンピューター緊急対策チーム(MyCERT)はこのほど、2019年1~5月に消費者から寄せられたインターネットに関する苦情・問い合わせ件数は3,743件だったと発表した。このうち約7割に当たる2,563件がオンライン詐欺に絡む内容だった。
次いで、ウイルスの侵入が432件、マリシャスコード(悪意を持ったプログラムの総称)が409件と続いた。MyCERTは、インターネット詐欺はチャットアプリや電子メール、ウェブサイトなどさまざまなオンライン通信で発生していると指摘した。
9日付スターによると、MyCERTに寄せられたインターネット詐欺の苦情件数は過去8年で急増している。18年は5,123件で、10年の2,212件から約2.3倍に膨らんだ。