【マレーシア】「ビジョン2020」達成は2025年に=首相[経済](2019/07/02)

マレーシアのマハティール首相は1日、1991年に自身が発表したマレーシアの長期開発計画「ワワサン2020(ビジョン2020)」について「達成にはさらに5年が必要」との見解を示した。

クアラルンプール市内で開かれた日本マレーシア経済協議会の第37回合同会議の質疑応答セッションで明らかにした。ワワサン2020は、20年までにマレーシアを先進国入りさせることを目標にしている。

マハティール首相は「同計画を発表した当時の指標では、30年後にマレーシアは先進国入りできるはずだった」と指摘。ただ、30年の間にリーダーの交代と方針転換があったため「来年の目標達成は難しくなった」と認めた。現在、マレーシア政府は財政再建に取り組んでおり「あと5年あれば、財政を健全化させて先進国入りを目指せる」との見通しを示した。ただし、先進国入りするには「社会のあらゆる産業が繁栄する必要がある」と述べた。

■日本人は他国を知り学ぶべき

マレーシアと日本の若い世代の人的交流については、「日本人がマレーシアで働いても、マレーシアの給与水準は日本の3分の1。高給が欲しいなら、(日本人)はマレーシアにはやってこないだろう」と指摘。その上で「日本は好むと好まざるとに関わらず、内向きではもういられない。マレーシアなど他国を知り学んでいくことは、日本の将来にとって必須となるはずだ」と述べた。

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