【シンガポール】5G商用化へ本格始動、年内に港湾で実証実験[IT](2019/06/28)

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「イノブフェスト・アンバウンド2019」で5G政策について説明したS・イスワラン貿易産業相(貿易担当)兼情報通信相=27日、シンガポール湾岸部(NNA撮影)

「イノブフェスト・アンバウンド2019」で5G政策について説明したS・イスワラン貿易産業相(貿易担当)兼情報通信相=27日、シンガポール湾岸部(NNA撮影)

シンガポール政府は、来年の第5世代(5G)移動通信システムの商用化に向けて、本格的に動き出している。情報通信メディア開発庁(IMDA)は27日、5Gの研究に4,000万Sドル(約32億円)を投じると発表。年内にも港湾で実証実験を開始する計画も明らかにした。

IMDAは、シンガポール湾岸部で開催中の「イノブフェスト・アンバウンド2019」で、同国の港湾運営大手PSAと共同で2019年9月までに南部のコンテナ港「パシル・パンジャン・ターミナル(PPT)」で、5Gの実証実験を開始すると公表した。無人搬送車(AGV)などを活用し、港湾関連作業の効率化に取り組む。

同実験の通信業者には、同国の通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)と同3位M1の2社を指定。向こう1年半にわたり、実証実験を行う。

IMDAはこのほか、5Gの安全性向上に向けたサイバーセキュリティー分野の研究も進めている。

政府はこのほか、シングテルと5G分野での連携を強化する。同社とシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)、政府系の工業団地運営機関JTCコーポレーションは同日、北西部ジャラン・バハールにある高度再製造・技術センター(ARTC)で5Gを導入することで覚書を交わしたと発表した。

ロボットやITを活用して製造業の生産効率化を図る「インダストリー4.0」を推進する計画の一環となる。同センターは、A*STARと南洋理工大学(NTU)が共同で運営している。

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