【フィリピン】群島国家2カ国、年内EEZ協定発効へ[政治](2019/06/25)

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フィリピンのドゥテルテ大統領(中央右)とインドネシアのジョコ大統領(同左)が会談した=22日、タイ(大統領広報推進戦略企画局提供)

フィリピンのドゥテルテ大統領(中央右)とインドネシアのジョコ大統領(同左)が会談した=22日、タイ(大統領広報推進戦略企画局提供)

フィリピンとインドネシアの首脳会談が22日、タイの首都バンコクで開かれた。重複する排他的経済水域(EEZ)の境界線画定に向けた協定を、2019年中に発効させる方針で合意。南シナ海を巡る中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)沿岸諸国の対立が長引く中、両国が領有権を平和的に解決することの意義は大きいと主張している。

会談後の共同記者発表によると、フィリピンのドゥテルテ大統領とインドネシアのジョコ大統領がともに、協定の年内発効への期待を示した。平和的解決とともに、両国の協力関係の深化につなげる。

バンコクでは、23日まで東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が開催されていた。ドゥテルテ氏は、南シナ海問題に対し、中国とASEANの主張の平和的解決に向けた規範を早期に策定するべきと訴えた。1982年国連海洋法条約も含めた、ルールに基づく領海問題の解決を目指したい考えだ。

南シナ海のリードバンク周辺海域では今月9日、中国漁船と衝突したフィリピン漁船が沈没する事故が発生していた。中国漁船は救助せずに立ち去り、フィリピン漁船の乗組員は近くを航行していたベトナム漁船に助けられた。ドゥテルテ氏はベトナムに対し、謝意を表明した。

フィリピンとインドネシアは、今年で国交樹立から70年となる。今回の会談では、フィリピンがインドネシアからのコーヒー製品を対象に発動している緊急輸入制限措置(セーフガード)を、緩和に向けて見直す方針も示された。インドネシアは、フィリピン産農産物などの受け入れを拡大する考えだ。

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