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【インド】新幹線の土地取得、大半が年内に完了予定[運輸](2019/06/25)

日本の新幹線方式を採用するインド西部アーメダバード―ムンバイ間の高速鉄道の整備に向けた土地取得の大半が、年内に完了する見通しであることが分かった。取得済みの土地は4割程度となっている。国家高速鉄道公社(NHSRCL)の広報担当であるスシュマ・ゴール氏の話として、インドの通信社インド・アジアン・ニュース・サービス(IANS)が24日に伝えた。

ゴール氏は「事業の入札が完了した時点で全ての土地の引き渡しも終わる予定で、12月中に大部分の取得が完了する」と述べた。現時点では整備に必要な1,380ヘクタール(約13.8平方キロメートル)の土地のうち、39%に当たる537ヘクタールの取得を完了。このうち、アーメダバードがあるグジャラート州では必要な土地940ヘクタールのうち471ヘクタール、ムンバイのあるマハラシュトラ州では431ヘクタールのうち66ヘクタールの取得をそれぞれ終えた。

アーメダバード―ムンバイ間の高速鉄道は全長508キロ。最高時速320キロで運行し、2時間で2都市間を結ぶ計画となっている。

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