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【タイ】PTTEPのモザンビーク事業、投資決定[資源](2019/06/21)

PTTEPがモザンビークで投資するLNG開発事業に含まれるLNG受入基地の完成イメージ(同社提供)

PTTEPがモザンビークで投資するLNG開発事業に含まれるLNG受入基地の完成イメージ(同社提供)

タイ国営石油PTTの石油・天然ガス開発会社PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)は18日、同社が8.5%の権益を保有するモザンビーク沖合のロブマ海底鉱区エリア1(ロブマ1)における液化天然ガス(LNG)採掘事業の最終投資決定(FID)をしたと発表した。

PTTEPは直ちにエリア1で生産設備や各種インフラの建設に着手する。生産ラインは当初2系列が設置され、2024年から年間1,288万トンのLNGを生産する計画。現時点でアジアや欧州の企業と年間1,110万トンの供給契約を締結している。

ロブマ1にはPTTEPを含め、オペレーターである米石油・天然ガス開発会社アナダルコ(保有権益26.5%)、三井物産傘下企業(20%)、インド石油ガス公社(10%)など計7社が出資している。PTTEPの権益比率に基づく天然ガスの埋蔵量は1億4,000万石油換算バレル(BOE)。

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